「善き力にわれ囲まれ」の作曲者 Fietz

新生讃美歌 73番「善き力にわれ囲まれ」

Siegfried Fietz(1946年5月25日~)

ドイツの作曲家、音楽プロデューサー。

金属工としての修業時代に得た賃金を費やし音楽を学ぶ。作曲をGustav Adolf Schnemmに師事。1970年代初頭にはキリスト教系出版社Hermann Schulte Wetzlar(今日のGerth Medien)に勤務するが後に独立し、妻と共に音楽系出版社ABAKUS Musikを立ち上げる。同社は現在も音楽CDや楽譜集の販売、楽曲のインターネット配信などを手掛けている。1986年よりヘッセンのラジオ局において音楽番組「天地の歌」をプロデュースした(~1996年)。

彼は現代キリスト教音楽をリードする存在としてドイツ語圏において高い評価を受けている。多くの作詞家と組み、3000を超える楽曲を発表してきたが、その代表作はボンヘッファーの詞による賛美歌「善き力に我囲まれ」である。また、聖書の人物や物語を題材としたオラトリオやミュージカルも数多く手がけている。ドイツ国内の各教派(カトリック、ルター派)キリスト教系集会に招かれ、楽曲提供者および音楽プログラムのディレクターとして活躍している。更に造形作家(抽象画、木彫刻)としても近年注目を集め、2009年には最初の展覧会が催された。


Siegfried Fietz(Wikipediaより)

1946年5月25日、Bad Berlebungに生まれる。ドイツの作曲家、音楽プロデューサー。既婚(Barbara Fietz、1945年~)、3人の子持ち。現在、Lahn-Dill-Kreis(ヘッセン州)在住。

彼は現代キリスト教音楽をリードする存在としてドイツ語圏で評価されている。作曲をGustav Adolf Schlemmに師事。1970年代初頭にはキリスト教系出版社Hermann Schulte Wetzlar(今日のGerth Medien)に勤務。後に独立し、妻と共に音楽系出版社ABAKUS MUSIKを創設。

1986年から1996年の間、ヘッセンのラジオ局より番組「天地の歌」(“Lieder zwischen Himmel und Erde”)を放送。

Manuel Thaler名義でCBS(Columbia Broadcasting System)とも契約を結び、「いつの時も陽光は約束のもの」(“Jeder Sonnenstrahl ist ein Versorechen”)や「リュックサックと節だらけの杖」(“Ein Rucksack und ein Knotenstock”)などの楽曲を発表。

Fietzは3000以上の楽曲のために曲を提供したが、多くの自身の曲をもプロデュースした。彼が曲をつけた作品の中で最も代表的なものとしては「善き力に我囲まれ」(詞:Dietrich Bonhoeffer)、「神の祝福があなたがたにあるように」(詞:Rolf Krenzer)、「時に君は天使を必要とする」(詞:Hermann Schulze-Berndt)などが挙げられる。

新しい教会音楽における第一人者の一人として、Fietzは作家Johhanes Jourdanと共に、パウロ、ペトロ、ヨハネ、ダビデ、マリア、ルターを題材にしたオラトリオ(宗教的音楽劇)のジャンルを活性化している。作曲家や歌い手はそれに加えて(上演に)一晩かかるミュージカルを創作した。オラニーエンのヴィルヘルムの歴史に題材を取った「ディレンブルクの王子」(”Der Prinz aus Dillenburd”、詞:Rolf Krenzer)、「サンティアゴへの道」(“Weg nach Santiago”、詞:Hermann Schulze-Berndt)、「エルサレムでのイエス」(“Jesus in Jerusalem”、詞:Michael F. Strauss)、「幸せがあなたがたに」(“Selig seid ihr”、詞:Hermann Schulze-Berndt)、「パウロ-我らの中の一人」(“Pauls-einer von uns”、詞:Hanno Herzler)などの作品がある。これらの作品の楽譜や録音媒体は、Abakus Musikから発表されている。

Fietzは自身の名義で多くの著名なアーティストたちと組んで作品を生み出している(名称省略)。またここ15年以上にわたってGerhard Barthと共にライブやスタジオ収録の活動を行っている。

彼の60歳の誕生日(2006年)、彼の家族や著名なアーティストたちが彼の作品の選集としてCD「神の恵みによって」(“Durch Gottes Gnade”)を制作した。ケルンで開催された第31回ドイツ福音主義教会大会(2007年6月6~10日)の際、Fietzらは歌のプログラム「魂のための小さな休息」(“Ein kleiner Urlaub für die Seele”)やミュージカル「幸せがあなたがたに」(“Selig seid ihr”)上演のために尽力した。オスナブリュックで開催された第97回ドイツ・カトリック大会(2008年5月21~25日)の際、彼は子どもたちのためのプログラム「みんなで混ざる」(“Wir mischen mit”、作詞Irene Fietz)やテーマソング「きみはぼくらを広いところに連れていく」(“Du führst uns hinaus ins Weite”、作詞Hermann Schulze-Berndt)に参加した。

2008年秋、作詞にJürgen Werth, Detlev Block, Herrman Schulze-Berndtらを迎えた新作「天使がきみに出会うなら」(“Wenn ein Engel dir begegnet”)がCD、楽譜集、プレゼント用書籍として発売された。

更に加えてFietzは造形作家(抽象画、木彫像)としても注目を浴びている。彼のこれらのジャンルの最初の展覧会は2009年11月にGreitenstein-Allendorfのルター派教会である聖パウロ教会で行われた。

新生讃美歌ニュースレター NewSong 34号 内藤幹子(目白ヶ丘)2012

73 善き力にわれ囲まれ

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