「主によって召し出された民」を歌う賛美歌を求めて
新生讃美歌94「われらは主の民」教会という言葉を聞いて、建物としての教会や制度としての教会を思い浮かべる方もおられるかもしれません。しかし原語の「エクレシア」にその本来的な意味を辿ると、それは「主によって召し出された民」であります。さて、この概念を表した賛美歌がないことを嘆いている一人のアメリカ
新生讃美歌94「われらは主の民」教会という言葉を聞いて、建物としての教会や制度としての教会を思い浮かべる方もおられるかもしれません。しかし原語の「エクレシア」にその本来的な意味を辿ると、それは「主によって召し出された民」であります。さて、この概念を表した賛美歌がないことを嘆いている一人のアメリカ
新生讃美歌 73番「善き力にわれ囲まれ」Siegfried Fietz(1946年5月25日~)ドイツの作曲家、音楽プロデューサー。金属工としての修業時代に得た賃金を費やし音楽を学ぶ。作曲をGustav Adolf Schnemmに師事。1970年代初頭にはキリスト教系出版社Herm
新生讃美歌 75番「陽(ひ)昇り 朝に目覚め」詩篇に基づいた、ドイツの新しい賛美歌のひとつです。希望の光を受けて主を賛美する、明るい歌です。ドイツ・プロテスタント(ルター派)賛美歌集の代表は『プロテスタント讃美歌集』(Evangelisches Gesangbuch, 1993=EG) ですが、
新生讃美歌14番「心込めて 主をたたえ」詩篇第9篇を基に書かれていて、原詩、原曲はフランスのプロテスタントの賛美歌集 (ARC・EN・CIEL,1994))にあります。第一節の基になっている[詩9:2~3]には、「私は讃えよう、ヤハウェ、わが心を尽くして。私は述べよう, あなたの不思議な業のすべ
新生讃美歌314番 「主イエスこそはわが喜び」(Jesu meine Freude)一節の歌詞を読むと、センチメンタルで熱烈なイエス様への恋歌のようだと思ってしまうことかもしれません。ところが、2節、3節と読むうちに、その思いはあっという間に崩れ去り、神への信頼の力強さと確かさが歌われていること
新生讃美歌365番 「もえる明り多くても」(Lagorna ar manga, Ijuset ar ett)「もえる明り多くても」というタイトルからは、いったいこれは何を歌った賛美歌なのだろうと思ってしまいますね。歌詞を読み進むと、いくつかの聖書の個所が思い浮かぶことでしょう。ローマ書12・
新生讃美歌8番 「主の呼びかけに」クルト・ロンメルは、第2次世界大戦前、戦中という時代の中で学生時代をおくりました。大学入学試験の後に徴兵され、恐怖を耐え忍ぶ体験の中、終戦の年を迎えます。1945年にフランスで捕虜となった彼は、モンテペリエの捕虜収容施設で神学を学ぶという大きな幸運に恵まれます。
新生讃美歌270番 思いを尽くして主をたたえよ“We praise Thee with our minds”作詞:H. T. マケラス / 曲:アイルランド民謡/ 編曲:W. J. レイノルズこのアイルランドの民謡(CLONMEL)は、英国の子ども賛美歌集で紹介され(1926)、子
新生賛美歌385番「すべての人に宣べ伝えよ」20世紀中期、日本の賛美歌を広めるために活躍し、163番「きよしこの夜」の訳詞や205番「まぶねの中に」の作詞でも知られる由木康師が作詞し、1936年に個人賛美歌集『竪琴』にて発表したのがこの「すべての人に宣べ伝えよ」です。日本基督